2016/03/03

最期の刻

吹上ワンダーマップ2016、先日無事に終了しました

最後の二日間はお天気もよく、たくさんの方が見に来てくださった

キツツキや木々の枝がこすれる音、鳥や何かのけものの鳴き声を聞きながら、この神社で過ごす時間は大事なものとなった

最終日、神社の隣の杉林の持ち主の方が見に来てくださったのだけれど、昔はここから海が見えていたのだそうだ 手前にある廃寺になってしまった「海蔵院」の名前も納得できる

ここで過ごしていて気づいたのだけれど、夕日がちょうど鳥居の先の長い参道の先に沈んでいった。夕日の沈む位置というのは日々動いていくのだと思うけれども、今の時期がちょうどお社から見て真正面に夕日が沈むように設計されていたのだろうか。


夕日が沈んで、作品の最期となった。
ありがとうございました。

photo:Riichiro Shinozaki