船木神社の作品の片付けも終わった後日、木下さんと三角さんのお宅に伺った。
木下さんが三角さんご夫妻にむけて船木神社でできた曲を演奏をしてくださった。
ご夫妻が、とても喜んでくれて、とてもよかった。
お二人に、今回もいろいろなお話を伺った。
数日後に控えた「船漕ぎ祭り」のこと、家の裏にある「ウッガンサァ」(氏神様)のこと、「オカンサァ」(神様)のこと。オカンサァ、という響きはおかあさん、に似ているな、と思いながら聞いていた
目には見えないものを、信じ、畏れ、敬って、それらと共に日々がある。
だから突然現れた私たちや、アート、というものを、すんなりと、受け入れてくれたのかな、と思った。
ずっとずっと昔から、大切に手をかけて守ってきた神様のいる場所で、ぽっとやって来てアート作品を作りたい、と言う見ず知らずの者に、「よかど」って応えられるって、すごいことだと思う。
尊敬と感謝
さらに後日、木下さんとたまたま霧島へ行った。
ここまで来たらせっかくだから霧島神宮へ寄りましょうということになり、霧島神宮に参拝した。
そこにあった由来書きに、ニニギノミコトが祀られてあると書いてあった。
ニニギノミコトは、天孫降臨をした際に、船木神社に祀られてあるサルタヒコノミコトが水路、道案内をしたと伝えられている相手。
あれ、なんだかお礼参りになったね、と言いながら帰りました。
これにて一旦完結、しました