昨日でミツアミの風景をつくるワークショップ、無事におわりました。
とてもよい最後だった。
最後、切った服の紐を、ぜんぶ風景に組み込む作業をみんなでした。
まるで船の出港の場面で投げるテープのように、長い紐を、風景に投げた。紐は重力を含みながら軌道を描いて、風景に重なっていった。最期をむかえる風景への、はなむけのようだった。
最後の最後で、ちょっとだけ編んだ。
既製品の糸を編むのとは全然違う、手を通してにじんでくるものがあった。
衣服に染み込んでいる記憶、重み。目に見えないけど、確かにあるんだ。
9日間運営をしてくれた博物館実習の大学生が、この風景を、とても大事に、愛情もって育ててくれてたのがわかった。
たくさんの人々によって、作ることができた、ものでした。
ありがとうございました。