7月22日、konya galleryで「編みもの/物語をほどくワークショップ」を行いました。
10:30~17:00までの間、会場を訪れた方と、編みものをほどいていきました。ご自身で編んだもの、お母さんが編んでくれたものを持って来てくださった方も。
編みものは、ほどく前に一点ずつ撮影をし、その編みものにまつわるエピソードを書いていただいてから、ほどいていきました。
編みものをほどくのは、なかなか簡単な作業ではなかった。
なかにはあるところまでいったらするするとほどけるものもあるけれど、最初から最後までみっちりつまっている編み目のもの、毛糸がけばだって繊維がからまっているもの、生活の中で使用されて、編み目がぺたんこになっているものなど。
でもそのひとつひとつの、経年によってできた個性がおもしろかった。
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まだほどいていない編みものを家に持ち帰り、一人ほどいている。
ほどく作業は、不思議と編む作業とどこか似ている、ひたすらに手を動かす時間の使い方と頭が自動運転になる感じが
一度何かに編まれた糸は、ほどくとなみなみになっている。
このなみなみが、なんだかとてもいいなぁと思う