昨日は、マルヤガーデンズで奄美大島から来てくださった金井工芸の金井志人さんによる、泥染めのワークショップを行った。
夏のような晴天の下、多くの人々の手で、みなさんから集めた古着を、泥染めした。
泥染めの準備をする金井さん
古代地層を含む、奄美の土
水に溶かして泥状に 染料につけた後、この泥に浸すと色が反応する
奄美に自生するテーチ木(車輪梅)を煮出した染料
泡立つ表面
染料にひたし、泥もしくはミョウバンに浸すと、アッと声がでるほど、鮮やかに色が出る。
たくさんの、泥染めされた古着
誰かの古着が、みなとてもいい色に染まった。
初めての泥染めは、想像していたよりも、色がずっと鮮やかだった。
テーチ木そのものの赤っぽい色から、泥に反応した茶色っぽいグレーまで、どの階層をとっても、色がとても美しい。色が自然からできているから。その理に触れてそれはそうか、と納得する
それにしても色の美しさって言葉で言い表すのがとても困難 赤っぽい、茶色っぽい、グレー、などではとても表現できない色のありかた 色と自然はそもそもほとんど同じなのだと思った
間違いなく、力を宿した素材。
これらを使って作品が作れること、とてもありがたく、とてもたのしみです