北部旅館街に置いたままにしていた集めた衣服をとりに行く
しばらく服を置かせてもらっていた旧松玉荘でハサミ入れ作業
車にぎゅうぎゅうに衣服を積んで、湯布院へ持って帰る
部屋に戻ってしばらくしてネコのおしっこ臭がするのに気づく
持って帰った大量の衣服全てからおしっこ臭
私の両手もおしっこ臭
風邪でマスクしてたので気づかなかったけれど、おしっこ臭のする衣服を切ってたんだなぁ…
なんか、すごいへこむ
初めて別府と関わった2006年の「STREET PROJECT」のときのことを思い出す
あの時は別府にコテンパンにやられた印象 全く歯が立たずはじきとばされた
その後わくわくなどのプロジェクトで外の作家もたくさんこの街に入って 私も色々なことをさせてもらって楽しくやってきたけど
別府はそんなに生やさしい街じゃないことを改めて思い出した
大地と熱の強い力
人々の強い念
磁力があちこち沸き立って混ざり合ってめくるめく 地獄極楽
そこで生き抜いてきた人々
恐ろしくも魅惑的な
私が居ようが居なかろうが、誰が居ようが居なかろうが、これからも続く街
だからこそきっとまた潜り込むことができる