2016/09/07

頴娃町のお茶で古着を染める

八月の下旬、頴娃(えい)町でお茶で古着を染める実験を行った。
国分中央高校の生活文化科の生徒さんと一緒に

普段行っている、その土地の人の衣服を集めて、ハサミを入れ、再び編み合わせる作品
前作で金井工芸の金井さんと、衣服に泥染めをしたことがきっかけで、その土地の色を乗せるという工程があらたに加わった。

今回、「頴娃の色」を考えたときに、なんといっても「お茶」だということで、頴娃の方から集めた古着に、頴娃のお茶の色を乗せることにした。
一緒にワークショップを行う国分中央高校には生活文化科があり、先生と生徒さんが、いかにしてお茶で衣服を染めるか、学校で研究してくださった。この日は現地でその実験を行った。


古着を、豆乳に浸して染める下準備

提供していただいた、頴娃町産のお茶
ぜいたく!

会場の「塩や」には井戸があります

井戸水でお茶を沸かす

お茶で衣服を煮る!

鉄媒染液に浸す
しばらく干しておく

頴娃町のお茶で染まった衣服!
とてもすてき


本番は、9/18(日)10:00~、頴娃町「塩や」で行います。
ぜひご参加ください。

「ソメキリアム」
日時:2016年9月18日(日) 10:00~15:00  
場所:石垣商店街古民家再生現場 塩や、
住所:鹿児島県南九州市頴娃町別府358
参加費:無料 
講師:平川渚+国分中央高校 生活文化科のみなさん
主催:NPO法人 頴娃おこそ会、第一工業大学 根本研究室
内容:古着をお茶で染め、裁断、編む行程を体験する